グレート・ギャツビー (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
村上春樹が人生で巡り会った最もたいせつな小説を、あなたに−−新しい日本語で現代に甦る、哀しくも美しいひと夏の物語。満を持しての訳業。
内容(「MARC」データベースより)
村上春樹が人生で巡り会った、最も大切な小説、読書家として夢中になり、小説家として目標のひとつとしてきたフィッツジェラルドの傑作に、翻訳家として挑む。新しい翻訳で現代に甦る、哀しくも美しい、ひと夏の物語。
説得 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
おだやかな晩秋の光に彩られた愛の再生の物語。ジェーン・オースティン晩年の傑作。
内容(「MARC」データベースより)
恋心は分別と良識によってどこまで押さえられるものなのか? おだやかな晩秋の光に彩られた愛の再生の物語。最も美しく、最も繊細な作品として仕上がった、ジェーン・オースティンの晩年の傑作。
ロイヤルバレエスクール・ダイアリー (1) エリーの挑戦 (単行本(ソフトカバー))
出版社/著者からの内容紹介
実在する英国ロイヤルバレエスクールを舞台に、
主人公エ
リーが思いやりと友情にささえられて
成長していく物語。全8巻シリーズ
の第1巻。
シカゴ生まれの女の子エリーが、10歳でイギリスの
オッ
クスフォードにひっこすところから物語ははじまる。
初めてのイギリス暮ら
し、初めての学校に
不安と期待でいっぱいのエリーは、
シカゴの大親友
にもらった日記帳に日記を書きはじめる。
アメリカとイギリスのちが
い、
うまくいかないクラスメイトにとまどいながらも、
新しい親友に助
けられバレエのレッスンに打ち込むエリー。
そして、いよいよロイヤルバレ
エスクール中等部の
入学試験の日がやってきた......。
バレエを
習っている人はもちろん、習っていない人も
ぐんぐんひきこまれる名作。
ときにケンカもするけれど、友だち思いでがんばりやの
エリーの魅力の
みならず、ロイヤルバレエスクールの様子が
よくわかる、大人も夢中になる
本。
1・2巻に特製シール付き。
内容(「BOOK」データベースより)
エリーは10歳のアメリカ人の女の子。3歳で習いはじめたバレエに夢中!おさないころパパを亡くし、ママと2人暮らし。シカゴからオックスフォードへひっこすことになって、初めてのイギリス暮らし、初めての学校、初めてのバレエ教室に、不安と期待でいっぱい…。思いやりと友情がジーンとくる、子どもも大人も夢中になる感動物語。
ティンブクトゥ (単行本)
柴田元幸 on ポール・オースター
ジャックとオースター
ポール・オースターには1990年くらいからだいたい一年に一度のペースで会っていますが、90年代なかばあたりからか、ブルックリンの家に遊びに行くたびに、ドアを開けて迎えてくれるポールのうしろに、やたらと毛のふさふさした、人の(犬の)好さそうな犬が控えているようになりました。
見かけと真実との錯綜した関係はオースター文学の大きなテーマですが、この犬――ジャックといいます――はまったく単純に見かけどおり、本当に人なつっこい犬です。すごく寂しがり屋で、みんな(ポール、奥さんのシリ、お嬢さんのソフィー、僕と僕の妻)で食事に出かけようということになって、ぞろぞろドアから出ていくと、ウォォォォォォォォォォォォンと鳴くこと鳴くこと、ドアを閉めて道を歩いていてもしばらく聞こえていました。
そんなわけで、何年か前に「今度は犬が主人公の小説を書いているんだ」と言われたとき、これはきっとジャックと暮らすようになったことの成果だな、と思いました。もちろん、ジャックそのままの性格の犬が出てくるとは思わなかったけど(あんなに素直にいい性格では物語にならないと思う)、『スモーク』や『ルル・オン・ザ・ブリッジ』などの映画作りにかかわったことが、The Book of Illusionsのなかの映画に関する記述に確かな手応えを与えているのと同じような意味で、ジャックと過ごした時間が栄養分になっている小説にちがいないと思ったし、その予想は外れていませんでした。
だから、日本語訳『ティンブクトゥ』の表紙を考える際も、ジャックに似た犬の写真を使ってもらいました。新潮社装幀室はいつも素晴らしい仕事をしてくれますが、今回の表紙は、そういうわけで、いつにも増して好きです。
僕は犬を飼ったことがないし、どんな犬であれ、犬の生態についてはほとんど何も知りませんが(道を歩いていて、散歩をしている犬を見るのは大好きですが ――特に、寄りかかれそうなくらい大きなやつ)、『ティンブクトゥ』は、犬を主人公にしてはいても、僕のような犬音痴も疎外しない小説だと思う。このへんもいかにもオースターらしくて、この人はたとえばニューヨークの街を描いても、べつにニューヨークに行ったことがない読み手にもよくわかるような、それでいて単に絵葉書の引き写しではない、街の空気がはっきり伝わってくる描き方ができる人で、今回も同じことが犬について言えるんじゃないかと思います。犬の好きな人にも、べつに好きじゃない人にも、お読みいただければとても嬉しいです。
――柴田元幸 (イラスト:きたむらさとし)
出版社 / 著者からの内容紹介
優しかったウィリーに再会するために、ティンブクトゥへ行こう。出会いの喜び、別れの悲しみ。言葉の分かる犬と放浪癖のある飼い主の可笑しくて感動的な物語。オースターの最高傑作ラブストーリー。
スター・ウォーズ/ラスト・オブ・ジェダイ (2) (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
『危険なミッション』の続編。生き残りのジェダイを捜して、オビ=ワンの冒険はつづく。
ちびくろ・さんぼ (単行本)
内容(「MARC」データベースより)
かわいい男の子のさんぼが、ジャングルで出会った虎に命とひきかえに持ち物をとられて…。絶版になっていた岩波書店版を部分的に復刊したもの。
パズル・パレス (下) (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
国家の安全VS個人のプライバシーのせめぎ合いを描く、大型テクノスリラー
この暗号ソフトが一般に流布されれば、アメリカは無防備となり国家の危機に瀕してしまう。NSA暗号解読員スーザンはソフトを凍結させるパスワードを求めて、タイムリミットの暗号解読作戦に挑む!
内容(「BOOK」データベースより)
NSA暗号解読官スーザンは「デジタル・フォートレス」を「トランスレータ」で解読しようとするが、解読どころか、NSAそのものの機能さえも麻痺してしまうという絶体絶命の事態に…。ソフトを凍結させるパスワードを求めて、アメリカ、スペイン、そして日本を舞台に、タイムリミットの暗号解読作戦が、今、始まった!個人のプライバシーと国家安全保障とが対立する、情報化時代のテロリズムをスリリングに描いた、鮮烈なデビュー作。
エンジェルズ・フライト〈下〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
ハワード・エライアス殺害犯を追うボッシュは、事件の背後に過去の少女誘拐殺人が深く関わっていることを知る。自動車販売王サム・キンケイドの継娘を死に至らしめたのはいったい誰なのか。事件を再捜査するなかで浮かび上がる、悪夢のような真相。警察上層部との衝突、迫り来る暴動の不穏な気配…ボッシュは、錯綜する事件を果たして解決に導くことができるか。90年代に生みだされた警察小説の頂点に君臨するコナリーの真骨頂がここに!単行本『堕天使は地獄へ飛ぶ』改題。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
コナリー,マイクル
1956年生まれ。フロリダ大学卒業。ロサンジェルス・タイムズ紙で十年以上記者として活躍し、ピュリッツァー賞の最終選考まで残った経歴を持つ。1993年、処女作の『ナイトホークス』でMWA賞の新人賞を受賞。その後も、“ボッシュ”シリーズを中心に、アメリカの暗部を描く社会性と、抜群のリーダビリティを併せ持つ傑作ミステリーを精力的に発表している
古沢 嘉通
1958年生まれ。大阪外国語大学デンマーク語科卒。マイクル・コナリー邦訳作品の大半を翻訳している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
時の旅人 (単行本(ソフトカバー))
出版社/著者からの内容紹介
母方の農場にやってきたペネロピーは,ふとしたことから16世紀の荘園に迷い込み,そこで繰り広げられていた王位継承権にまつわる事件に巻きこまれる.時を往復する少女の冒険.
内容(「BOOK」データベースより)
病気療養のため、母方の古い農場にやってきたペネロピーは、ふとしたことから16世紀の荘園に迷い込む。王位継承権をめぐる歴史上の大事件にまきこまれた少女の、時をこえた冒険。中学以上。
わたしを離さないで (単行本)
出版社 / 著者からの内容紹介
自他共に認める優秀な介護人キャシー・Hは、提供者と呼ばれる人々を世話している。キャシーが生まれ育った施設ヘールシャムの仲間も提供者だ。共に青春 の日々を送り、かたい絆で結ばれた親友のルースとトミーも彼女が介護した。キャシーは病室のベッドに座り、あるいは病院へ車を走らせながら、施設での奇 妙な日々に思いをめぐらす。図画工作に極端に力をいれた授業、毎週の健康診断、保護官と呼ばれる教師たちの不思議な態度、そして、キャシーと愛する人々 がたどった数奇で皮肉な運命に……。彼女の回想はヘールシャムの驚くべき真実を明かしていく――英米で絶賛の嵐を巻き起こし、代表作『日の名残り』を凌駕する評されたイシグロ文学の最高到達点
内容(「BOOK」データベースより)
自他共に認める優秀な介護人キャシー・Hは、提供者と呼ばれる人々を世話している。キャシーが生まれ育った施設ヘールシャムの仲間も提供者だ。共に青春の日々を送り、かたい絆で結ばれた親友のルースとトミーも彼女が介護した。キャシーは病室のベッドに座り、あるいは病院へ車を走らせながら、施設での奇妙な日々に思いをめぐらす。図画工作に極端に力をいれた授業、毎週の健康診断、保護官と呼ばれる教師たちの不思議な態度、そして、キャシーと愛する人々がたどった数奇で皮肉な運命に…。彼女の回想はヘールシャムの驚くべき真実を明かしていく―英米で絶賛の嵐を巻き起こし、代表作『日の名残り』に比肩すると評されたイシグロ文学の最高到達点。アレックス賞受賞作。